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11月, 2022の投稿を表示しています
 東洋医学って不思議?(6) なので、東洋医学を考える時は一切、西洋医学の考え方を持ち込まないというのが絶対なのです。 もしこれから東洋医学を少しでも学んでみたいという方がいましたら、まずは西洋医学の考え方を根本から無いものとし、新たな知識として東洋医学を学ぶようにすると理解が早くなるでしょう。 明水堂
 東洋医学って不思議?(5) ラーメンの考え方でソバをおいしくすることができるでしょうか?逆にソバの考え方でラーメンをおいしくすることはできるでしょうか?(もしかしたらできるかも知れませんがここではそこまでマジメに考えないで下さい。) 結局、同じ「麺類」であってもラーメンの考えでソバを、ソバの考え方でラーメンを考えようとすること自体がナンセンスですし無駄なのです。 それぞれの考え方の中心がなんなのかをしっかり理解し、考え方の軸そのものを変えないと理解はできないのです。 明水堂
  東洋医学って不思議?(4) 「医学」という大きなカテゴリーを「麺類」というカテゴリーに置き換え、西洋医学をラーメン(最近パスタに変えました)東洋医学をソバに置き換えます。 「ラーメン」も「ソバ」も同じ「麺類」というカテゴリーに分類されますがほとんどが違うものです。構成要素も違うし、味の中心も違います。 そんな違う者同士を比べてどっちが「良い」とは言えません。 明水堂
 東洋医学って不思議?(3) そんな考え方が普通であるため、どうしても東洋医学を西洋医学の考え方で理解しようとしてしまいます。 同じ医学というカテゴリーでも西洋医学と東洋医学はまったくの別物です。 そのことを生徒に説明する時によく使う例えとして、「麺類」を引用します。 明水堂
  東洋医学って不思議?(2) なので体感することができない場合はなんとかして言葉で理解してもらうよう説明しなければなりません。 そもそも東洋医学を理解できない理由の1つに、西洋医学があります。 普通に生活していたら西洋医学以外の医学に触れることがほとんど皆無なので、東洋医学そのものが異質な医学と認識されてしまうのです。 明水堂
 東洋医学って不思議?(1) 学校で教員をしていると生徒からよく言われることですが、これは患者さんも思っていることではないかと思います。 ただ、患者さんは効果として実感しているので説明するとある程度納得しいただけるのですが、生徒はなかなか理解しがたいようです。 明水堂
頭痛・腹痛 今の時期、頭痛や腹痛を訴える方が増えてきます。たいていの場合「冷え」が原因となっていますが、冷え方にも色々あります。 簡単に分けると、体の中まで冷える場合と、体の外だけ冷える場合です。 中まで冷えるとカゼになり、外だけ冷えると頭痛や腹痛の原因になる事がある(その他にもいろいろな症状がありますが・・・)ということです。 体の外側だけ冷えてしまうと、中側の熱が体内に停滞します。その熱が上に行くと頭痛、お腹で停滞すると腹痛といった具合に症状を出します。 気温が下がり、汗が出にくくなっているため、熱を体外に出しにくくなっています。ですので、しっかり湯船に入って汗を出したり、適度に運動して汗を出すようにしましょう。 明水堂
  食養生2 前回、鍋の具材として人参と大根を紹介しましたが、やはり「白菜」を忘れてはいけませんね。 「白菜」には消化を促進し、胃腸を整え、浄血(血をキレイにする)作用があります。 そして「豆腐」も忘れてはいけませんね。 「豆腐」には胃腸を保護し、気の巡りを良くし、老廃物を排出する作用があります。 西洋医学的な栄養素の考え方ではなく、東洋医学的な食材の効果を考えると食事での養生が少し楽しくなると思います。 明水堂